「憂…っちゃんごめん!
 9時半だったよな?
 まじごめん!
 何すればいい!?」


そう言った瞬間さっきまでとは違うとびっきりの笑顔を見せた。



「その言葉を待ってたのよ。
 大体いつもだったらとっくに合い鍵で開けて譲の家に入ってるでしょ?
 まぁ何かしてくれるって譲が自分で言ったんだし…。
 今日は私のお願い聞いてね!」


しまったっ!!


この手は去年も使われたんだった。