俺様御曹司と甘々学園生活

そう言われた瞬間、私は持っていた飲みかけのお茶を彼にかけた。
バチャッ
「サイテーです!」
私は走って団席に戻った。

団席に戻ると、紗理那がすでに戻って来ていた。
「あ、おかえり、奏!」
「ただいま、紗理那。はい、お茶!」
紗理那の分のお茶を渡して席につく。
「はぁ。」
私はため息をついた。
さっきの出来事が頭から離れない。
「どうした?奏、何かあったんでしょ?」
紗理那が、私の様子が変なことに気がついた。
私は、紗理那にさっきあったことを全て話した。