そして、あれよあれよという間に、ついに体育祭が来てしまった。

「いいか、みんな。今年も絶対に優勝するぞ!」

団長の声を合図に、みんな一斉に声を出す。

「オォーーーーーーーーーー!!!!」

今年も、体育祭が始まった。

「よーし!気合いを入れて頑張るぞ!まずは・・・・って、さっそく私!?」

私は急いで召集場所に向かった。



召集場所に着くと、もう皆集まっていた。

「すいません、遅れました。」

召集場所に着く頃には、私の息は切れ切れになっていた。

「間に合ったからいいわ。さぁ、早く自分の列に入って。」

先生に頭を下げてから自分の列に入った。

私が列に入って間もなくしてアナウンスが鳴った。

《お待たせいたしました。これより、競技に入ります。まずは・・》

アナウンスが終わったと同時に、私たちはグラウンドに入った。

そして、競技が始まった。