「じゃぁ、早速なんだけど・・・」 自己紹介しようか。と提案する彼に みんなは無反応。 というか、それが普通だろうと みんな思ってるに違いない。 だから、驚いたりするはずもなく ただ、無言のままでいたのだ。 それを悟ったヒロ先生は 「1番の人」と呼びかけて 出席番号1番の男子が立ち上がった。 「相田ゆうとです。美月ノ原小から来ました。趣味は・・・・・・」 それから淡々と進んでいく自己紹介。 「5番」 と呼ばれて、私の目の前の彼が立ち上がった。