チュンチュン…
名前は知らへんけどなんかの鳥のさえずりが聞こえて目を覚ます
時刻は6時。
結構早めに起きたなぁ~…
とか思いつつ起き上がって隣を見る。
俺の隣の布団で熟睡してるのは裕人。
カーテンを開けてみると部屋に朝日の光が差し込む。
悠と上原もう起きてるんかな?
ってゆうか暑い…廊下出よ…。
廊下に出ると窓から風が吹き抜ける。
部屋にも窓はあるけど、吹き抜けはせぇへんせいか、あんまり涼しくない。
廊下に座り込んでいると奥から誰かが歩いてきた
「あ、流樹くん、もう起きたんだ…」
「悠…どこ行ってたん?」
「自販機。いる?」
何故か缶ジュースを二本持ってる悠。
「なんで二本も…」
「炭酸だとは知らずに買っちゃったから…」
「悠まだ炭酸飲まれへんや…」
「苦手なんだもん…」
悠はちっさい頃から炭酸飲料が飲めなかった。
シュワシュワするのが嫌いなんやって。
俺は悠からスコールを受け取って飲む。
どーやったらスコールとお茶間違えんねん
と思って悠を見てたら目が合った。
そしたら悠がニコッて笑ってくれた。

