「悠ぁ?なにふて腐れてんの?」
上原が悠の頬を指でつつく
「別に…」
「ほら、折角の宿泊学習なんだし。思いっきり遊ぼ?」
悠はコクりと頷いた
アスレチック広場でオリエンテーリングするためにアスレチック広場に来ました
全員でせっせと遊具を越えていく。
全部の遊具を越えて、写真を撮ってもらい、旅館に移動する。
旅館内でのルールとかを聞いて、部屋に移動する。
部屋は、男女一緒で寝る時と着替える時は部屋の真ん中にある襖を閉める。
んで、俺等の班は裕人、俺、悠、上原。
いつものメンバー。
「結構、部屋、広いよな。」
「せやな。」
まぁ、一応、私立やしな。
「この後、どーすんの?」
裕人が荷物を入れてるスポーツバッグとリュックを床に下ろして言った。
「自由時間やで。
晩飯は7;30から10;00までに食いに来ること。
風呂は夜中の4時まで開いてるらしい。」
「なんか、普通に旅行来たみてぇ…」
「やな~(笑)」
「ホント、そもそもこの宿泊学習の目的、『学年の人との仲を深めよう』だもん。学習する気0でしょ。」
「おぉ。学習なんか一個もせぇへんで」
「名称変えればいいのに…」
悠が言った
「それは思う。」
「じゃ、私達、お風呂行ってくる。
どっか行くなら鍵占めてってね。」
扉が閉まった。
「俺等も風呂行く?」
裕人が言った
「そーしよか…」
俺等も風呂に向かった

