初恋 ~幼馴染みへの恋~


「はーるかっ♪」


上原が悠に後ろから抱きついた


「なに?」


「今日どこいくんだっけ?」


「えと…山登りして、その後、山登ったところにあるアスレチック公園で遊ぶんだって」


「悠いきなりそんな動いていけるん?」


「大丈夫だよ。」


「ならええけど…」


「初めてだから楽しみなの」


「そーなんや。」


って事で山登りが始まりました


「結構、坂急やなぁ~…」

渓斗が言った


「だな。」と相づちを打ったのは裕人。


俺等の班は五人班で、俺、裕人、悠、上原と、クラスちゃうのに何故か渓斗。


まぁ、実行委員やから。やろーけど。


「なんかいつものメンバー+1みたいな感じだよね~」


上原が言った


「+1って俺か?」

って渓斗が自分を指差して言った

「あんた以外に誰がいるわけ?」

上原が言った。

コイツいちいち言い方がトゲトゲしいねん。


「やっぱり類は友を呼ぶって言うわね。
アホ面の友達はアホ。あんた昔からアホだったみたいね。」


「アホ連発すんなや…」

普通に傷つく…。

「土下座したら連発はやめとくけど?」


「お前…何様やねん。」


「結香様だけど?」


「じゃあ結香。お前なぁ…アホばっか連発すんな。普通に傷つくんやからな。」


「名前呼びやめて。気持ち悪いから。」


「…ソーデスカ……」