初恋 ~幼馴染みへの恋~


「にしても、悠ちゃん可愛い~!!」

菜野果先輩が悠に抱きついた


菜野果先輩と悠が並んだら悠の方が年上に見えんねんよな…


「わ…菜野果先輩ずりぃ…

俺もギューってしてぇのにぃ…」


変態会長が扉から顔を覗かせて言った


「菜野果先輩はよくても会長は嫌です。」


「わぁ…ハルちゃん毒舌~…

せーっかく樹里居ないからなにやっても起こられないと思ったのにぃ~…」


「俺とか上原に殺される危険はないんや?」


「げ…居たのかよ……」


「流樹くん、変態会長 殺るなら手伝うよ?」


角谷先輩が変態(会長)の頭に手を置く


「樹里………」

変態会長が冷や汗を流す


「潤、いつ後輩に手、出していいって言った?」


「えと…ひぎゃぁあぁゃ~!!!」


出た…角谷先輩の殺人的威力を誇るラリアット。


会長もええ加減、懲りたらええのに…。


「菜野果、お前はいい加減、如月から離れろ。」


「えっ!?

泰斗!居たの!?」


「お前なぁ…」

呆れ気味の森永先輩。

まぁ、彼女に空気扱いされたんやったら当たり前か…