**ミスコン当日**


「悠?緊張してるん?」

俺は隣でガチガチに緊張してる悠に声をかけた


「うん…私、こうゆうの初めてだし…」


「いける、いける。

緊張なんかせぇへんでも。」


「そうかな…?」

悠が不安そうに言う。


「そうだよっ!悠ちゃん可愛いし、大丈夫大丈夫!

菜野果が保証してあげるっ!」

菜野果先輩も悠に言う。


「でも…」

悠はやっぱり緊張が溶けないらしい。


「いけるって♪

悠ちゃん、俺とか流樹好きにさせるほど可愛ええんやから♪」

渓斗が言った

悠は顔を赤らめる。


今、俺等が付き合ってることを知ってるのは生徒会役員と、裕人と上原。


「ってゆうか、渓斗、お前、俺に告らせるために嘘ついたやろ!

悠から聞いたで!」

俺が渓斗に言う


「えーやん♪

ええ結果やったわけやし!」


「そやから、俺が言いたいんは…ありがとーな。や!」


「流樹のせいで失恋したんやからポッキー奢れよ。」


「りょーかいや。」