「だって、私達何も知らないでしょ?世界を知る為にもカタラと一緒にいた方が心強いと思うの」
「確かに、それは思うけど……」
「俺は構わないぞ。それに、村にはお前達が知りたい情報を持ってる人がいる筈だ」
「知りたい情報?」
「……ああ、マークの育ての親だ」
「え」
僕達三人はカタラの言葉に驚きを隠せなかった。
そのカタラがそう言った傍らで、パチフィスタがゆっくりとその頬を持ち上げる。
それがただ不気味だった。
「まあ、育ての親だからな。魔力がマーク程、強いとかではない。
詳しい話はその人に訊けばいい。俺が紹介する」
「……どうする?」
サーシャが僕とキョウの顔を覗きこんだ。
僕とキョウは一度顔を見合わせると、静かに頷く。
お互いの気持ちは一緒のようだ。



