｢おはよー!!｣

｢はよ｣
今日もあの人気者はだるそうにクラスに入ってくる…


そして私の隣の机の上にバックを
おくと、すぐに人が寄ってくる

｢聖ねむそーじゃん!!まぁいつもか!｣笑笑

そう、私の隣にいるのは櫻井聖
学年いや学校いち人気者だ

私の席になりたい子なんてたくさん
いると思う。だけど私はこの席が大嫌いだ。理由はただひとつ…
席が偶然隣になっただけで悪口とかじつわ櫻井君のことが好きなんじゃないか、とか変な噂を流されるからだ!!


｢ねーりんちゃんそこどいてくれない?｣

はいりんちゃんこと今田りんは私の名前です。


｢別にいいよ｣
めんどくさいと思いながら席をたとうとすると
今田は座ってろ

｢っは??｣

いまさっきまで机で寝てた櫻井君が
急にいつもより低い声で言ってきた。

｢えっでも…｣

そーいって私は声をかけられた子を見た。顔を見れば怒ってるのがよくわかる。

｢お前は動くな俺の横にいろ｣

｢せ、せい?お前何を言ってんだ!?｣

｢俺トイレ行くし座る意味ないと思った｡
藤井は今田の席に座りたかったのか??｣

｢全然!!りんちゃんの席なんかいいよ～｣(笑

私の席はなんか何ですか!?だから
櫻井君の隣は嫌なんだよ!!めんどくさいしまわりの女やまわりの男はいつも
うるさい。そんなこと考えながら
無意識にわたしは櫻井君を見ていた。