千『ハァ…ハァ…うっ』



???『千穂っ!!千穂ったら、千穂!!起きて!!』



千『はっ…!私…っ』



???『大丈夫?部屋に戻ったら、なんか急に苦しみ始めたからびっくりしたよ?また過呼吸かと思ったし』


千『心配かけてごめんね…加奈子』

三村加奈子


加奈子は私の家の事情をよく知っている人。なにせ私達は小さな頃から一緒にいたから



知りたくなくても知ってしまうことが多々あった。


そして中学の頃から加奈子は、初基の事を敵視するようになり、


加奈子ママの提案で、学費は初基が払っていたものの、私は中学時代を加奈子の家で過ごした。


高校は絶対寮に入るって加奈子と約束してたから、今現在に至る。


加『じゃあ私、部活あるから戻るね!』



千『あ、うん』


ちなみに加奈子は、テニス部である。