時『お前のその俺の呼び方、気に入らない』 千『…は?だったら何て呼べと?』 時『時雨。時雨って呼べ』 千『仮にも先輩なのに、呼び捨てで呼べる訳』 時『いいから呼べ。じゃないとお前のその口にキスするぞ』 千『…ッ!…時雨』 時『よろしい』 そう言うと時雨は、私から離れて自分の定位置である“生徒会副会長・桐生時雨”と書かれたネームプレートが置かれた 席に座った。