千『言っときますけど、生徒会長!!!私、副会長の女とかじゃないですから!!!!

勝手にこの人が言ってるだけなんですよ!』



友『時雨…もしかしてこの子が?』


時『あぁ、そうだ。俺が探してた女だ』



え…この会話ぶり。


生徒会長である友哉先輩も、桐生先輩が私を探してたの、知ってたの?



私は桐生先輩に聞いた。



千『桐生先輩、なんで木田先輩まで先輩が私を探してたって知ってるんですか?』



時『人探しするのなら、人数多い方がいいだろ?』



なにそれ…

そこまでして、私を見つけだしたかったの…?



時『つうか、お前』



千『え?』


振り向くと桐生先輩は私の真後ろに立っていて、いきなり壁に押しつけられた。



千『ちょっ…何すんですか』



時『……………………い』


千『え?』