地球の三角、宇宙の四角。

戦っている? 何度も胸くその悪いラストシーンを見せられているだけだ。


『普通の日常を手に入れるんだろう? さぁ、これで、たぶん最後だ』

「最後?」

『もう、時間はない。おまえがダメなヤツだというのは解った。

だけど、ダメなりにでもいい。納得するまで自分の物語を信じろ。これで最後だと思ったらいい。最後の一回だと思ったらいい。自分の強さを信じることも出来るだろう。見せてくれよ』

「何を」

『Erzählung』

(ストーリーだ)

僕をそっと下ろしたアンドロイドは、髪を揺らしながら悲鳴を上げる、はゆみへと向かっていった。




【ENDらない】


再構築中