「えへへー、関係ないですけど、おなかすきましたよねー 幸村さんはもう終わりそうなんですか?」
あほみたいな顔をして笑う。私もクスッとかニコッとかしてみたいもんだ。
「全然よ、正直なにから手をつけていいのかわかんない状態。とりあえ進めてるってカンジ」
「大丈夫ですか? 手伝いましょうか?」
そういうと、幸村さんは煙草を吸うジェスチャーをしてから、「ちょっと外でましょうよ。つきあってよ」と言った。
「幸村さんって、煙草吸うんですか?」
と、ひょこひょこと胸の前で両手を組み、完全に下っ端のスタイルの猫背で先を歩く幸村さんについて行った。
「仕事中は吸わない」
と、言いながら振り返る幸村さんからは20時半を回っているのにもかかわらず、いい匂いがした。
「へーそうなんですか」
「あなたは?」
「わたしも……そうです」
少し返事に間が開いたのは、昨日の夜から禁煙をスタートさせていたからだ。
あほみたいな顔をして笑う。私もクスッとかニコッとかしてみたいもんだ。
「全然よ、正直なにから手をつけていいのかわかんない状態。とりあえ進めてるってカンジ」
「大丈夫ですか? 手伝いましょうか?」
そういうと、幸村さんは煙草を吸うジェスチャーをしてから、「ちょっと外でましょうよ。つきあってよ」と言った。
「幸村さんって、煙草吸うんですか?」
と、ひょこひょこと胸の前で両手を組み、完全に下っ端のスタイルの猫背で先を歩く幸村さんについて行った。
「仕事中は吸わない」
と、言いながら振り返る幸村さんからは20時半を回っているのにもかかわらず、いい匂いがした。
「へーそうなんですか」
「あなたは?」
「わたしも……そうです」
少し返事に間が開いたのは、昨日の夜から禁煙をスタートさせていたからだ。



