朝礼が終わると、開店までの残りの時間が、私達の休憩時間となっていた。
みんなが、たわいのない会話をする中、歩太はただ座っているだけで、話に入っては来ない。
そして、歩太に話かける子もいない・・・。
「宝来くん、こっち来て一緒に話そう?」
私が声をかけても、歩太は相変わらずの無反応。
私はたまらず、席を立って、歩太が座っているテーブルへと移動した。
「もう、リカいいよ!」
美月は、そんな私を呼び止める。
「リカちゃん、ほっときなよ!」
社員の男の子ですら・・・・・・。
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