光の射す方へ





私は、歩太にキスをした。




そして、自分の過去を、歩太に話した。




歩太の様には、話せなかったけど、何度も、言葉に詰まる私の手を、歩太はずっと握って、最後まで、聞いてくれた。




その手の温もりが、私を、安心させてくれる・・・。





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