光の射す方へ





唇が離れると、歩太は、私に言った。



「リカ、いいの?


俺、こんなだよ?」


私は、深く頷いた。


そして、今度は私が歩太を抱きしめた。



「歩太、私の話も聞いてくれる?」





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