よし、おとなしくなったことだし…

「瞬、結奈がね雪姫なんやって～」

「えーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！マジか！！！！嘘だろ！！！えーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！」

「ち、ちょっ……」

　ﾌﾞﾝｯ!

　結奈が耳を塞ごうとすると、結奈目掛けて拳が飛んできた。

「…っ！」

　結奈は軽々とその拳を受け止めると、それは瞬のものだと判明。

　あいつなにして……！！

「うわぁ止められた。本物みたいだね」

「突然なによ…」

「ん～？本物かどうか確かめようと思って♪ごめんね？いや～本物かぁ感動だな～」

　どうやら確認したかったらしい。

　私の言うことが嘘だと思ったのか！

　あのやろ～。

　ハラハラさせやがって。

　ｶﾞｼｯ!「おい」

　え？

「瞬？結奈になにしてるのかな？」

「え゛？」

「結奈になにしてるのかってきいてるんだけど」

　竜也君が瞬の肩を思いっきりつかんで、とても素敵な黒い笑顔で微笑みかけている。

　そしてものすごい殺気が…

　怖い…恐ろし…ヤバい…←そしてイケメーン(((°▽°)))

　お前は黙れ。←さーせんf(^^;

「今回は見逃してやるが、今度結奈になにかしたら許さねぇぞ？わかったか？」

「は、はい！えっと…竜也も喧嘩とかしてたのか…？」

「あ゛？」

「ひっ！し、してたんですか？」

「してるわけねぇだろバカか」

「「(それでその迫力と殺気？！)」」

　このとき、私は竜也君のまえで結奈に拳を向けてはいけない。(いなくても向けたら返り討ちにされるであろう)