ましゅまろハート

俺の問いに美波さんは

またひとつ溜息をつくと、

「2人きりで逢いたいって。

 私は断ったんだけど、

 彼がどうしてもって……」

と首を傾げながら言った。


美波さんは、

もうあいつのことは

好きじゃないんだ。


例え、あいつが

美波さんをどう想っていようとも、

美波さんにもうその気は

全くないんだ。


そう思うと、

俺の胸に深く突き刺さっていた

つかえが

すうっと解けてなくなった。


顔が自然と緩む。


俺は呼吸を整えてから

美波さんに向かって、

「俺、やっぱり美波さんの事、

 好きっす」

と、これで

何度目かの告白をした。