ましゅまろハート

俺はいつものように

ドアの横にある手すりに

寄り掛かりながら、

窓から流れる景色を

ぼうっと眺めた。


たった3時間だけ

だったけど、

夢みたいだったな。


大好きな美波さんを

独り占めできたなんて。


しかも手ぇ繋いたんだぜ。


でも、ちょっと強引だったかな。


もしかして今日、

美波さんが休んだのも、

時間がない中、

俺が無理言ってデートに

誘ったからかな。


美波さんの体調が

それで崩れたりしてたら……。


シャレになんねーよ。



―――ドアが閉まります、ご注意……