ましゅまろハート

「いいじゃねーかよ!」


俺がヤナの言葉を一蹴する。


するとヤナが

何かを企むような笑顔を

向けながら、

俺に訊いてきた。


「さては、タク。

 お前、何かいい事あったな?」


言ってみろとばかりに

ヤナは俺の肩をぐっと掴む。


仕方ない、

ヤナには正直に言っておくか。


俺は小さく溜息をつくと

ヤナに向かって手招きし、

耳打ちした。


「……マジでか!」


あまりのヤナの声の大きさに、

俺は咄嗟にヤナの口を塞ぐ。