ましゅまろハート

よっしゃー、

美波さんに拒まれなかった!


ガッツポーズしたい衝動を

抑ながら、

「じゃ、行きますか」

と言うと、

美波さんは小さく頷いた。


ふんわりと、

でもしっかりと握られた

俺と美波さんの手。


俺の全神経がその手に集中する。


マシュマロみたいに柔らかな手、

心まであたたまるような

優しい温もり。


手から伝わる美波さんを

俺はしっかりと感じ取っていた。


この僅かな幸せな時間を

俺はしっかりと噛み締めていた。