なんでとかそういう問題じゃないと思うのはあたしだけ?
『ほら、変なことはしないから。』
変なことはしないとか
そんなことあったら困ります!
そんなことを思いつつも
あたしは渋々ソファーの端にちょこんと腰掛けた。
「これでいいですか・・・。」
すると彼は満面の笑みを浮かべて
口を開きだした。
『仕方ないな・・・。
優姫ったら誘ってるの?』
そう言って、あたしの腰に手を回し、
頬に触れたひんやりとした感触。
彗の唇・・・。
『優姫のせい』
「なんて理不尽な。」
あたしになんか気がないくせにそうやって思わせぶりな態度は謹んで欲しい。
じゃないとあたし勘違いしちゃうじゃない?
あたしは火照った頭と頬を冷ますために
あっつーいコーヒーを一気飲みした。

