『じゃぁ~ほっとくわ。泊まってくれるわよね?』
手を合わせ、
見つめる理の母親。
諦めない姿勢。
『お袋、しつこいぞ』
「泊まって欲しい。」
本心。
無理か!?
願う。
『ダメ…かな?』
『わ…分かりました。でも、両親から承諾を貰わないと…』
『じゃぁ~私が、電話するわ。私が、頼んだんですもの。電話番号、教えて頂戴。』
紙に電話番号を書き渡す。
受け取り、
電話掛けに。
亜里沙と理、
向かい合わせ。
『お袋のワガママを、聞かなくても良いんだよ。無理しなくても良いんだ!断っても、良かったのに…』
『手を合わせ頼まれたら、断れません。それに…』
心に決めた事。
何もなかった事にする。
白紙に。
『それに…あなたとは、何もなかった事にする為の白紙に。最後だから。楽しかったです。』


