Tシャツが、
大きくて。
『私も、部屋着は…こんな感じなので!あの…制服が、見つからないんですけど…あと…』
『制服は、あのままにしたら臭うのよ。あとは、洗濯してるわ。乾燥機に入れるから安心して。でも、理が…こんな可愛い子と知り合うなんてね。髪を乾かさないと風邪引くわ。ドライヤー使って!』
『は…はい。お借りします。』
浴室に戻る亜里沙の後ろ姿を、
じーっと見つめる理を見て気付く。
好き?
“恋”
知った?
嬉しくて微笑む。
髪を乾かし、
リビングに戻り椅子に座る亜里沙。
『突然、すみません。制服乾いたら、帰りますので…あと、下着なんですけど…』
『サイズは、大丈夫だった?気に入ってくれたら嬉しいな。それと、帰っちゃダメよ。泊まって頂戴。』
『えっ!?』
母親の口から出た言葉に、
驚く。
『お…お袋』
『家の前に居る群れからどう帰すつもりなの?』
顔を背く。
『今の時間帯に居る訳ねぇだろ嘘付くな』
『嘘付いてないわよ。あなたが早退した事を、知ったんじゃない!?まだ、帰っていないと思ってるわよ。顔、出したら?』
『はっ出ねぇ誰かが、通報するだろほっとけば良い』


