『えっ!?だ…大丈夫です。話を、続けて下さい!』
『断る。そのずぶ濡れの理由は、俺のせい。俺の責任。只、それだけ。行くぞ!』
腕を掴み、
立たせる。
手を握り、
その場から離れる2人。
無言。
握る手を見つめる亜里沙。
自宅に到着。
門を開け、
鍵を差し込み玄関のドアを開け亜里沙を先に。
中に入った同時に閉める。
『どうぞ!』
靴を脱ぎ、
廊下で待たせ浴室に入り浴槽にお湯を。
自動設定。
2階に上がり、
部屋に案内。
ドアを開け、
『入れよ。』
招き入れる。
ゆっくりと中に。
男部屋に入るのは、
要が亡くなって以来ない。
緊張感。
立ったままの亜里沙。
タンスからTシャツとジャージの半ズボンを取り出し、
ベッドの上に置く。
『それ、着替え。洗濯してあるから綺麗だよ。後、問題は…その…下着。お袋が居ねぇから…買い物だと思う。』


