エガオノホシ





『分かった。』







鍵を理に渡すと、
その場から去る。




腰に手を回し、
支える。

何気に腰に回した手に、
亜里沙は…


胸がドキッ

胸が…







保健室の鍵を開け、
中に入り、



『ちょっと、眠った方が良い。』



亜里沙を、
ベッドの方に連れて行く。







ベッドに上がり、
横になる。


近くに置いてある椅子を手に持ち側に座る理。







『恐いとこ見せて、ごめん。抑えていた怒りが、我慢出来なくなり爆発しちゃった。俺の…嫌いになった?』







首を振る。







『嫌いには…なりません。只…あなたに、要が重なって…要も、そうだった。私は、あなたに守られる価値あるんですか?私は…私は…』







涙目。







『あるよ。あるから…側に居て、亜里沙を守りたいと。離したくないと思わせたのは、亜里沙だけだ。お前の中には、要が居る。それでも、良いんだ!2人だけの秘密事が、俺のせいで知られる事になった。これは、俺の片思い。お前は、気にするな!!』







流れる涙を拭う理を、
じーっと!







『わ…私の中には、要が…それでも、良いと?片思いでも…良いと?』