エガオノホシ





『あぁ~。伝えても伝えても、断られた。でも、側に居たい。自分の気持ちには、嘘付きたくないからな!!お前が、知りたかった事は以上だ森口を、保健室に連れて行く。』







肩に手を回し、
引き寄せると教室を出る。


顔を伏せたままの亜里沙。







『青井君が、亜里沙に?驚き。真純は、知ってたの?』







教室では、
2人の話題で。







『知らなかった。でも、そんな感じは…あったかもしれない。理が、亜里沙に…良い事じゃない!“恋”したんだから。』







親友に、
微笑む真純。







『ごめんな。俺…』







『謝らないで下さい。心の中で「助けて!」と…叫んでいました。そしたら、あなたが入ってきて…凄く、嬉しかった。』







体を離し、
頭を下げる。







『俺は、お礼を言われたいからアイツを殴ったんじゃない。守りたかったから。守られる事からも、逃げたい?』







じーっと見つめ、
首を小さく振る。




保健の先生は、
廊下で向かい合う2人の姿を見つける。







『お二人さん。いつの間に、仲良くなったの?もしかして、保健室に用?』







頷く。







『今から用事で、外出しないといけないのよ。鍵を渡すから世話をしてあげてくれる?戻ったら、代わるから…それまで!?』