『俺に、託して下さい。思いは届いていないけど…森口の事、大事にしたいんです。大切にしたいんです。』
『森口ではなく、本当は「亜里沙」と呼びたいんだろ!?これは、2人だけの時に呼び合うんだったな!』
笑みを。
『そうです。だから、今は…森口です。それって…許すと言う事ですか!?』
『急に、丁寧語?俺とあんたは、同級。タメ口で良い。俺は、まだ…許すとは言っていない。』
『…だよな!自分の彼女に好意を待つ男が現れたら、嫌な気分だよな!?まぁ~許されないだろうな!とは、分かってた。でも、「諦めろ」は聞くつもりはない。ずっと、見てたなら分かるだろ!?』
『あぁ~お前が、亜里沙を抱きしめたのも…亜里沙が、お前の胸の中で泣いたのも見た。それを見て、どんな気持ちだったと思う?俺が…してあげたかった事を、お前が!「諦めろ!」とは、言わない。只、亜里沙を「悲しませるな!」と言う事だけだ。俺と約束出来るか俺は、愛する亜里沙をお前に託すんだどうなんだ』
愛する者を託す辛さ。
側に居てあげられない辛さ。
『要さんが、愛する森口を…俺が愛し続けます。約束します。悲しませたりしない。俺に、託して下さい。』
真剣な目。
『お前に…託す。約束、破るなよ』
陵人が倒れる。
要の気配が、
感じない。
約束は、
必ず守る。
愛する者を、
絶対に…
心に誓う。


