『お前に、他校の生徒を紹介されたよな!学校のマドンナ。俺とお似合いだとか!?言って!俺は、何も感じなかった。1人で楽しそうに話す“マドンナ”を、憐れに見ていただけ。全く、楽しくなかったよ。つまらない。話し掛けられても、無視。そんな俺が、他の男達と同じな訳今までの俺は、胸が苦しいとか!?胸が熱いとか!?そんな思いした事がなかったけど…森口に出会い、変な気持ちになり…そして、苦しくなった。森口の側に居たいって!思うように。自分の気持ちを知って貰い、届かなくても見守る事は出来るだろ!?守る事が出来る。俺が一緒に居たいと思うのは、森口だけ。くだらねぇ考えを持つお前には、分かんねぇ』
顔を伏せた状態の陵人を見て、
首を傾げ肩を揺らすが伏せまま。
『寝てるのか!?』
何度も肩を揺らすが、
起きない。
その時、
体が動き顔を上げる。
陵人を見た瞬間、
表情を変え何かを感じ始める。
『陵人じゃ…ねぇな!?誰?』
『あんたが、会いたがってた奴だよ。』
『俺が、会いたがってた?』
まさか!?
『もしかして…でも…』
『不思議か!?俺は、全部…知ってる。彼の体を借りてるから長時間は、無理だ。お前は、本当に亜里沙の事は…本気?』
『全部、知ってるなら分かるでしょ!?』
『俺を、誰だと大切な亜里沙を1人にさせてしまい側に居てあげる事が出来なくなった辛さが…お前には、分かるか今頃は、亜里沙と一緒に過ごしていたはず。今の亜里沙は、俺の知ってる亜里沙じゃない。そんな亜里沙にさせた原因は、俺だ。もう、亜里沙の側に居て見守る事は出来ない。時間がない。俺は、あんたに…託して良いのか』
陵人の体だが!
中身は…要。


