エガオノホシ





『お前は、笑顔を忘れてない。俺の事、好きになってくれる?』







突然の問い。







『どうして…急に?』







『俺は、亜里沙の事を好きになった。抱きしめる事も出来た。それに、お前は応えて…泣いたよな!俺に、心許したから…だろ!?』







『それは…』







顔を近付ける理。







『正直に、答えて!』







『あなたの気持ちは…』







『あなた?』







『お…理の気持ちは…嬉しい。お…理は、要の事を忘れなくても良いって!言ってくれたでしょ!?私にとって、要は忘れられないし…まだ、要の事を…それなのに、好きで…いられますか?この先、もしかしたら…好きになるかもしれません。けど、今は…』







『好きでいられるよ。亜里沙にとって、要は忘れられない存在。忘れなくても良い。いつかは、要から俺に気持ちが向くのを願い…いつまでも、待つ。学校では、話せないから赤外線しよう。』







理は、
ポケットから携帯を取り出す。



亜里沙も、
スカートのポケットから携帯を取り出す。





お互い、
携帯の裏を合わせ赤外線。







完了。







『これで、O.K。会えなくても、電話とメールでやり取り出来る。この事は、真純には内緒に。色々と聞いてきて煩いからさ!内緒には…出来ないような気がするけど。』







理と亜里沙、
お互いに…照れ合う。



少しの間、
2人だけの時間を。