『あなたを…ダメにしてしまう。私が、あなたの人生を…終わらせてしまう。私は、あなたの…』
“あの日”
思い出し、
自然に涙が!
頬に流れ落ちる。
亜里沙の口から出た言葉。
亜里沙の涙。
『森口、それは…どういう意味だ!?』
両手で両肩を掴み向かい合わせる。
じーっと!
理を見つめる亜里沙の目には違う人物が映っていた。
『ごめんね。私のせいで、人生を終わらせてしまった…ね。あなたの…だから、あの日から私は…罰を与えた。誰も愛さない。笑顔を見せない。親しくなると、酷い目に遭わせてしまいそうで…だから…要…ごめんね。』
理の顔に、
要の顔が重なり…
頬に手をあてる。
理は、
突然の事で驚き!
ドキッ
要?
誰?
関係は…何?
『安心して。私から遠ざけて…何も起こらないから…あなたは、私と出会ってしまったから…彼も、私と出会ってしまったから悲劇が起きないとは限らない。私は、愛する事も愛される事も…許されない。彼の気持ちを応えちゃいけない。そうだよね?要…嫌いになった?』


