怒り口調。
皆は、
答えず黙り。
周りを見回し、
『真純…亜里沙ちゃんは?』
尋ねる久保田夏花。
『亜里沙は、早退した。気分が悪いとかで今さっきまで、保健室で寝てたの!その原因は…分かるでしょ!?』
2人のやり取りを、
驚きながらも静かに聞く生徒達。
久保田夏花と真純は、
いとこ同士。
真純と夏花の関係、
理、陵人、亜里沙以外は知らない。
『分かるわ。男子の亜里沙ちゃんに対する暴言だと!あなた達は、考えた事ある?男子から“透明人間”だと言われても、全く怒らず否定もしないのはナゼなのか!?と言う事を!』
久保田夏花の発した言葉に、
ざわめく。
『考えなかった!』
『言われてみれば、そうだよね?どうして、否定しないの?』
女子達は、
考え込むが!
その反対に、
真純だけは顔を背ける。
その様子を見て、
何かに気付く夏花。
『考えて頂戴!男子もよ!!このままだと、亜里沙ちゃんの心がその倍…分かるわよね?生徒会長の命令よ良いわね!真純、ちょっと!』
真純は、
小さく溜め息。
その後、
夏花と一緒に教室を出た。


