エガオノホシ





『意識を失ったあなたは、運ばれて来たのよ。』







『運ばれて?誰が!?お礼を言わないと…教えて下さい。』







『それが「名前は、教えないでくれ!」と、言われてるのよ。ごめんなさい。』







『お礼を言いたいので…それでも、ダメですか!?』







『やっぱり、約束は守らないと!ごめんね。』







『そう…ですよね。じゃぁ~伝えて下さい。「ありがとうございました。」って!もう、大丈夫です。教室に戻ります。』







ベッドから起き上がろうとした時、
肩に手を乗せ止める。







『まだ、顔色が悪いわ。無理はダメ!私の許可を得るまで、寝てなさい!良いわね。』







『は…はい。』







言われた通り、
体を休める事にした。





色々な事があり過ぎて、
体がサインを出した?



その事に全く、
気付かなかった。





私が、
選んだ事に対する?







でも、
誰が保健室まで?



いつの間にか、
夢の中。







『先生!森口は?話があって…教室に行ったら、保健室に行ったって!聞いて…』







『今、眠ってるわ。色々あるみたいね。今朝も外で、生徒達が集まってたみたいだし…森口さんみたいな心が脆いと言うか!?大人しい子には、堪えられないのよ。でも、森口さんの場合は違う意味での…岸田君!話は、今日でなくても明日にしたら?』