エガオノホシ





段々と、
気分が…


視界が…黒。







手をゆっくりと上げ、
気分が悪い事を伝え教室を出ようとドアを開けた途端…真っ黒。



何も見えない。







壁を辿り、
保健室に行くしかない。







ゆっくりと、
階段を下りる。


しかし!!


一歩出た瞬間、
踏み外し倒れそうになったその時に抱きしめられた途端に意識を失う。





意識がなくても、
温もりを感じる。


誰?







向こうに立っている人影。


誰?







駆け寄り、
手が届きそうでも届かない。


あともう少し。







待って!







『待って!』







目を覚ます。



頂上を見て、
周りを…


ベッドの上。







カーテンが開き、



『どう、気分は?』



尋ねる保健担当の飯田 薫(かおる)








『少し、治まりました。私、どうやって…ここまで?』