『追い込むような事は…本当に、思っている事を言っているだけです。この涙も、男子の話を終わらせる為に流した。それだけです。それと、真純から伝言を聞きました。「諦めない。」と言われても、諦めて貰うしかないです。それしか…言えません。』
会釈した後、
学校へ。
私とは、
何もない。
自分を追い込むように、
強く言い聞かせてきた。
彼は、
そんな私の…
どうして?
不思議。
教室に入ると、
一斉に注目。
顔を伏せ、
席の方へ。
椅子に座ると同時に、
真純が歩み寄る。
『亜里沙、女子から聞いて…大丈夫?』
『大丈夫だよ。それよりも、宿題してきた?』
話題を変える。
『してきたよ。宿題でも、ほんのちょっとだけだったし…亜里沙、ちょっと用事で先に帰るね。』
『うん。彼氏とデート?』
笑顔で、
頷く。
『久々のデートなんだ!』
口に手をあて慌てる。
その様子を見て、
首を傾げる亜里沙。
『どうしたの?』


