エガオノホシ





何も知らない亜里沙は、
宿題中。







写真立てに目が向き、
じーっと。







中学生の亜里沙と要。

飛びきりの笑顔。







悲しみが込み上げ、
涙が…







『今日…三浦君に会ったよ。全然、変わってなかった。変わったのは…私だけ。あなたが、私の姿を見たら何て…言うかな?あの頃の私には戻りたくない。だから…何を言われても構わない。そう言うと、真純が怒るけど。あなたも、怒る?もう、“恋”は…あなたで最後。笑顔も、最後。そう決めたから怒らないでね。』







拭う。







宿題を終わらせ、
時計を見ると…





PM20:37。







携帯着信音。





机の上に置く携帯を手に取り、
名前を見て出る。







『もしもし。』







『夜、遅くにごめんね。』







『ううん。どうしたの?』







相手は、
真純。







『あの…ね。伝言を頼まれたのよ。』