亜里沙の過去を知り口を閉じる。
亜里沙の事、
何も知ろうとしなかった後悔。
過去が原因での今の姿。
雰囲気。
『私、亜里沙の親友なのに…亜里沙にそんな悲しい過去があったなんて…ずっと、問題にもなっている飲酒運転しておきながら要さんのせいにして亜里沙から要さんを奪った犯人が、憎い』
『本当だったら、亜里沙と要は同じ高校に通ってるはずだった。今の亜里沙は、“あの日”が原因で笑わなくなったんだな!笑顔を取り戻したい。けど、そう簡単にはいかない。』
『難しいです。亜里沙は、私に言ったんです。「笑顔だけど、笑顔じゃない。」って!その意味が…要さんの事だと分かりました。私も、亜里沙の本当の…本物の笑顔を見たい。取り戻したいです。』
『方法は、ただ1つ。亜里沙が、心許す人物が現れたら一番良い事。要と同じように。』
『要さん以外の心許す男性は、居ません。壁を作るぐらいだから。そんな人物が、現れるとは…思えないんです。』
『もしかしたら…現れる可能性あるよね?』
『現れる?誰の…まさか!?理の事、言ってます?』
頷く。
陽が段々と落ちてゆき薄暗い。
『理?それは…あり得ませんよ!』
『あり得ないって!言い切れる?彼は、女子に対して無視するのに亜里沙には声を掛けたって!事だよね?「あの件は、諦めない。」あの意味深な言葉は、亜里沙に何かを話し返事が来たって!事だろ!?』


