『やっぱり、抑えてたんだ。隠さずに、素直に出してよ。感情が抑えられなくなったら、周りを気にしなくても良い。甘えて欲しい。俺は、今まで通り周りなんて気にしない。』
『周り、気にしてしまう。2人っきりの時で…良いかな?』
『2人っきりの方が、遠慮しなくて済む。お互いに。今、俺に甘えても良いよ。2人っきり。ずっと、抑えてたんだよね?』
甘える?
どう…やって?
『…した事ない。甘えたりした事ないから。』
顔を伏せる亜里沙の頭を優しく撫でる。
『彼女が…甘え方、分からないなんて…ガッカリするよね?情けない。』
『ガッカリ?俺は、それの方が嬉しいかも。』
『えっ!?』
抱きしめ、
『だって…俺が、教えてあげられるもん。俺が、甘え方を教えてあげるよ。』
耳元で囁く。
『理…』
『亜里沙、教えて欲しい?』
お互い、
見つめ合う。
甘えたい。
甘えたい。
甘えたい。
『理…』
勇気を出して、
自分の気持ちを…


