エガオノホシ





『えっ!?亜里沙が、心を?初耳です。』







『この前、会った亜里沙は…中学の初対面だった頃のアイツ。戻ってしまうんだな!?今の亜里沙は、俺達と一緒に居た頃とは別人。君が話してくれた事が、原因なのか!?分からないけど…最初に声を掛けたのは、要なんだよ。要から声を掛けるなんて今までなかった事だから驚いた!!大人しくて、目立たない亜里沙をどうして…気になったのか!?聞いてみた。』







『それで、何て…答えましたか?』







『それが…「何となく、気になったから!」って!答えた。まぁ~要が答えた理由は、嘘だと。他に、理由があるって!もう一度、聞いたけど…返事は同じ。要は、何度も声を掛けて…「徐々に、話すようになった。」と嬉しそうに。いつもクールな奴が、笑顔を見せて!驚いたよ。でも、その笑顔は亜里沙の前にだけ見せる。周囲の奴らは、驚き騒ぎ出す。冷やかす奴も現れて…けど、要は要のまま。亜里沙以外の奴らには、いつもの態度。』







『あの…要さんって!どんな方なんですか!?』







『要は、クール。あと、怖い…かな?』







『怖い?“不良”って!事ですか!?』







『不良ではない。クールで、冷たい奴。そんな冷たい奴が、人気No.1。女子から騒がれても、完全無視のアイツが…気になる女子なんて今までなかったから。まぁ~亜里沙に対する女子の敵意は、凄かった。』