亜里沙の手を握り、
2階へ。
部屋のドアを開け中に。
床に座る亜里沙と理。
『これからは、誰も邪魔しない。もう、大丈夫だな。』
『う…うん。』
理と2人っきり。
緊張感。
でも…安心感。
『屋上での続き、聞かせて欲しい。』
『私は、ヤキモチ妬くと言う感情を持っても良いのかな?って…。要の時も、理の時も、周りの女性達が向ける感情や視線を見て…何か、モヤモヤした感情があったのは事実。周りの女性達は、美人で可愛らしくて…やっぱり、勝てないなって!思ってた。私には、“妬く”と言う文字は不釣り合いだと。ヤキモチを妬いていても、私には…』
引き寄せ、
抱きしめる。
『周りの女達は、お前と比べたら大した事ない。俺は、お前に妬いて欲しいんだよ。ヤキモチを妬いたお前は、その感情を抑えられなくなって俺を独占しようとするかもしれない。俺が、そうだから!お前を“独占したい”と言う感情を抑えられない時もある。それ程、ぞっこんだと言う事だな。』
強く抱きしめる。
背中に手を回し、
強く抱きしめ返す亜里沙。
『私…妬いて良いの?“独占”と言う感情を溢れ出た時、抑えなくても良いの?』


