放送が流れた途端に帰る準備を始め教室を出る生徒達。
屋上から戻ってきた2人それぞれに鞄を手渡す真純と陵人。
下駄箱に向かい、
校門前。
『亜里沙、私…彼氏と会う約束してるから。』
『分かった。じゃぁ~ね。今日は、ありがとう。』
笑顔で手を振り、
反対方向に歩いて行く。
『俺も、寄るとこあるからさ!こっちなんだよ。』
『じゃぁ~な!』
『岸田君、今日は…ありがとう。』
『亜里沙ちゃん、良かったね。これからは、気にせずに。じゃぁ~!』
陵人も、
反対方向へ。
手を繋ぎ歩き出す。
『ご自宅に、行っても…良いの?』
『うん。お袋、留守なんだよ。今日は、同窓会で夜遅くになるって!親父は、残業。帰宅前に、電話してくれるよ。だから…誰も居ない。』
『同窓会、楽しみで懐かしいだろうなぁ~。』
お喋りしながらだと、
あっという間に。
自宅付近。
鞄から鍵を取り出し、
鍵穴に。
ドアを開け亜里沙を招き入れた同時に中に入りドアを閉める。


