『インターネットに投稿された内容は…していない。ストーカーをして…理にしつこく付きまといなんてしていない。投稿内容は全部、嘘。本当は…事実は…』
優しく背中を摩る。
理を見つめた後、
深呼吸。
『事実は、違う。私は、奥村先生に…監禁…されたの!』
亜里沙の口から出た言葉、
“監禁”
驚きざわめく。
『か…監禁!?』
『奥村先生が、亜里沙を監禁する訳ないでしょ!?嘘付かないで逃れたいからじゃないの』
誰も信じない。
誰も信じてくれない。
「監禁されそうな“容姿”じゃない。」
皆が思う。
『そう…思うよね?でも、現実は…。私も、まさか!?って…絶対にないって…思ってたから。理が、助けに来てくれたから…今の私が居る。もし、助けに来てくれなかったら…今の状態では居られなかったかもしれない。監禁されたその時に、思った。これは、私に与えられた罰なんだって!私は、許されていない。私は…過ちを犯した。』
『亜里沙!それは、違う。お前は、過ちを犯していない!アイツが、お前の事を「許さない」って!思う訳ないだろ!?監禁して、自分の物にしようとした奥村に罰が下るんだ亜里沙、もう自分を責めるな!?』


