体が震え始める。
生徒達は、
何が起きたのか!?
分からず。
後ろから強く抱きしめる理。
耳元で、
『大丈夫。大丈夫だよ。』
何度も。
震えが徐々に治まる。
『あ…ありがとう。嫌な女だと思わせようと…』
『無駄だよ!俺を遠ざけようとしても…嘘を並べても、離すつもりないよ。俺は、負けたくないから!ここに居る奴に』
亜里沙の鎖骨下を軽く叩く。
『お…理。』
『負けたくない。』
2人のやり取りは、
クラスメート達には意味不明。
『負けてないよ。』
『俺は、負けてるんだよ。俺は…お前を、守れてない。守れなかった。今回の件が、そうだよ。奥村の裏に気付いていたら…怖い思いをしなくても済んだんだ!?』
“奥村”
名に反応する女子達。
“裏”
反応するクラスメート達。


