エガオノホシ





あの事を話せば、
相手の事も話さないといけない。


だから…







『お前は、知ってる。真純が、慌てて教室に来た途端…お前は、姿を見せなかった。何処に?昨日の事、担任は聞かないまま。お前が、何処で何をしていたのか!?知っているからじゃねぇの?』







『俺、ホームルームの時…顔を伏せて寝てたから聞ける訳ないだろ!?』







話さない。







『俺とお前は、付き合い長いよな!?』







『何が、言いたい』







『相談出来ない程度の親友って!事だよ。今まで、姿を見せなかった事は何度もあったけど…必ず校内には、居たよな!?でも、今回は違う。校内には、居なかった。鞄は、残されたまま。校内から姿を消す理由は、1つしかない。亜里沙ちゃんなんだろ!?』







長い付き合いだから分かる事。







『1つ、聞かせてくれないか!?』







『何?』







『俺が、校内に居なくても気にも留めないお前が…今回、気にかけた。その理由、亜里沙が関係しているから?』







『俺が、何で!?お前が言いたい事を簡単に言うなら、俺がお前の彼女に好意を持ってるって!そんな訳ないだろ!?親友だから…聞いてるだけ。只、それだけだよ。親友の彼女を取ろうなんて…バカな考えは持ってない。』







顔を背く。


表情が分からない。