エガオノホシ





目を合わせない。







『ヒロキ、本当なの?あなた、女子高生の子に…』







心配する母親。




答えない。

黙ったまま。







『母さんに、返事しなさい』







怒鳴る。




びくつく。







『聞いたなら…答える必要…ない。』







目を見ない。







『お前は、教師になる理由…俺に言った言葉は、何だったんだ』







展示されていた女性写真の身元を調べ名前と学校名を突き止める。



教師を目指していた訳ではなく、
近付く為に。







『お父さん、俺…教師になるよ。教師になって…イジメのない楽しい高校にさせたいんだよ。それも、教師になると言う目標があるのに…勉強したくても出来ない子供達に教えたいから教師になりたいのが、本心。そのスタートラインを!』







真剣な目の息子を見て、
許した父親。





何の目標がなかった息子が真剣に。



その喜びが…