『どうした?』
『ちょっと…ねやっぱり、この学校の男子達は、最低な奴ばかり』
『そんな事、入学してから分かってる事じゃない!でも、あの彼だけは…違うわよ!』
『彼?』
頷く。
『誰?』
『誰って!彼に決まってるじゃない!あの壁際に座る青井 理(おさむ)君よ。』
壁際を見る。
教室での出来事の時に男子を怒ってくれた
青井 理(おさむ)
昨日の事を、
「何もなかったようにしよう。」
と私から頼んだ。
1限目~今まで、
お互い何もなかったように過ごしている。
声を掛けられる事なく。
彼は、
“勘違い”
気付いたのかもしれない。
それは、
大正解。
目と目が合い、
とっさに背く。
見てたなんて思えないけど、
目を逸らしてしまった。
『彼って!あの青井理の事?アイツも、他の奴と一緒よ』
『青井君は、違うわ!女子達には、冷たいけど…他の奴らとは、違う!!』


