『自分の体に、自信ある人が羨ましいぐらい全く…自信ない。ガッカリ…する。洋服で、隠されているから!』
『俺も、服で隠されている。お互い、自信ない同士。1度でも、肌と肌を触れ合えば慣れてくる。』
肌と肌。
触れ合う。
『それって…』
『混浴って!肌と肌が、触れ合うものでしょ!?』
『そうだけど…』
『俺との肌を触れ合うの…嫌?』
思いっきり頭を振る。
『嫌じゃ…ない?』
『嫌じゃない。嫌じゃないけど…初めての…事だから…』
初めて?
『初めてって…要とは?』
『えっ!?』
『要とは…触れ合ってないの?』
『触れ合うなんて…』
『じゃぁ~俺が、初めての…って!事になる。別々じゃなく、混浴に入れば…そうなるよね?』
『う…うん。肌を見せるって!事は、全部を見せる事になるん…だよ!』


